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 元島民らが住居跡などを再訪する今年度第1回の北方四島自由訪問団(団員55人)が17日、北海道根室市の根室港から択捉島へ出港した。太平洋岸の具谷や十五夜萌(じゅうごやもい)の集落跡などを訪れ、20日に帰港する予定だ。

 先の国後島へのビザなし訪問では、同行した丸山穂高衆院議員(大阪19区)が「戦争で四島を取り返すことに賛成か」などと発言したことが、大きな問題となった。今回の自由訪問の佐藤徳一団長(80)=択捉島具谷出身、北見市=も、「ソ連軍に家を追い出され、サハリンに1カ月近く連れて行かれて帰国したが、食べ物もなく本当に苦労した。若い議員は何を考えているのか」と憤る。

 昨年の四島交流事業でも飲酒によるトラブルがあったため、16日の結団式で佐藤団長は「どうか飲酒には過分に気をつけてください」と呼びかけた。

 太平洋岸の十五夜萌などの集落…

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