[PR]

 和歌山市は17日、入札が2回にわたって不調となっている新市民会館(同市七番丁)の3度目の入札を行うため、事業費の増額を盛り込んだ一般会計補正予算案を発表した。24日開会の臨時市議会に提出する。

 市によると、予算案では、2020~21年度の予算で支出を約束する債務負担行為を税込み約86億円に設定。これにより、総事業費はこれまでの同約99億5千万円から、約16億4千万円増額の同115億9千万円になるという。

 新市民会館をめぐっては、現在の市民会館(同市伝法橋南ノ丁)の老朽化が進み、耐震にも不安があるなどとして、市は市立伏虎中学校跡地への新築移転計画を進めている。

 21年の開館を目指してきたが、建設工事の入札が2度にわたって不調になった。同年秋に県内で開かれる「国民文化祭」までに完成が間に合うかについて、尾花正啓市長は「明言できない」と述べた。(西岡矩毅)