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 三重県鳥羽市の鳥羽水族館で飼育されているメスのバイカルアザラシの「ナターシャ」が17日、入館38周年を迎えた。国内で飼育されている29頭のバイカルアザラシの中で最高齢の推定38歳。国内の長期飼育記録も更新中のナターシャに大好物のアユが贈られた。

 ナターシャは生後間もない1981年に旧ソ連から来館。84年に国内の飼育記録を更新した後も順調に成長し、88年には重篤な感染症を克服した。体長105センチ、体重約70キロで、食欲旺盛だといい、飼育担当者は「のどごしが良いせいか、アユは大好物。普段はアジなどを与えているが、アユを出すと表情が明らかに変わる」と話す。

 バイカルアザラシはロシア・東シベリア南部のバイカル湖に生息。世界で唯一、淡水にすむアザラシ。(安田琢典)