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 4月7日に投開票された大阪市議選(定数83)の東成区選挙区(同3)で、4票差で落選した公明党の前職、則清ナヲミ氏(58)が公職選挙法に基づき、最下位当選した大阪維新の会の海老沢由紀市議(45)の当選無効を求めた申し出について、大阪市選挙管理委員会は17日、棄却したと発表した。「本件異議申出には理由がない」としている。

 市選管によると、今回点検対象となった投票用紙は3万4371枚。臨時の会議でこの中から疑いのある913枚を抽出し、一枚ずつ審査したところ、則清氏の票には別の市議候補者の票が1票混入していた。海老沢氏の1票にはハートマークが書かれたものがあり、候補者の氏名以外のものが記載されているとして、公選法に基づき、無効票と判断された。その結果、則清氏が6935票、海老沢氏が6939票で、それぞれが1票ずつ減らす結果となった。決定書で「当選人の決定に異動は生じない」とされた。

 同法の規定により、市選管の決定に不服がある場合、則清氏は決定書を受け取った日から3週間以内に県選管に審査を申し立てることができる。(半田尚子)