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 厚生労働省は17日、2018年に職場で熱中症にかかった人のうち、死者が28人、労災の報告義務がある4日以上の休業者が1150人にのぼったと発表した。昨夏の記録的な猛暑を背景にいずれも前年から倍増した。4日以上の休業者が1千人を超えるのは、過去10年で初めてで、「恐らく過去最悪の数字」(同省)としている。

 業種別で熱中症による死傷者が最も多かったのは、239人の建設業。熱中症で亡くなった人の約4割、10人が建設業だった。一方、屋内作業が比較的多い製造業や運送業も前年からほぼ倍増した。この2業種は17年、熱中症による死者はいなかったが、18年は計9人に急増した。

 発生時間帯は、日差しの強い日中が多いが、18時台以降も計146人いた。厚労省では「夏場に向けて、身体に負担のかからない作業を心がけてほしい」としている。(内山修)