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 JR東海の金子慎社長は17日の定例会見で、10月に予定される消費増税に合わせて、初乗り運賃を値上げする考えを明らかにした。今後、国土交通省に認可申請する方針。初乗り運賃の値上げは1987年の民営化以降、初めてとなる。

 JR東海は過去の消費増税の際に運賃を値上げしてきたが、初乗り運賃は計算方法の都合などで据え置いてきた。金子氏は「消費増税に伴う値上げをする。ご利用して頂きやすい10円(単位)で進めようと(考えている)」と話した。現在、3キロ以下に適用される140円の初乗り運賃が、150円になるとみられる。初乗り以外の運賃も、増税分を転嫁する形で引き上げる。

 消費増税に合わせる形で、JR北海道は5月、平均15・7%の運賃値上げを国交省に申請した。この点について、金子氏は消費増税分以外の値上げは「考えていない」とした。