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(18日、横浜マ4―1神戸)

 チームの総走行距離で約10キロも差があった。横浜マの120・42キロに対し、敗れた神戸は110・807キロ。MF西の「誰かが球を持ったとき、サポートの動き出しが足りない」という感覚は数字に表れていた。

 前半31分、ロングパスをカットされて逆襲から失点。後半22分に2点目を取られると、さらに動きが落ちた。FWビジャが迎えた決定機は、単独でのドリブル突破からだった。

 走りで上回れば必ず勝てるという保証はない。ただ運動量の少なさは、神戸の7連敗の原因の一つと言えそうだ。1試合平均の108・828キロは18チームで最も短い。

 W杯ロシア大会で日本代表だったMF山口は「このチームは外国人に頼ってしまっている」。この日欠場したイニエスタとポドルスキは相手を1人、2人とかわす力がある。無意識に「球を渡せば何とかしてくれる」という心理が生まれてはいまいか。

 走る量と質が上がっても大物2人の良さを消すことにはならない。彼らの復帰を待つ前に、できることはある。(勝見壮史)