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 長崎県佐世保市の朝長則男市長は17日、米海軍佐世保基地の日本人警備員が米軍側の指示で拳銃を携行したまま基地の外の公道を移動していた問題と、米軍水兵が基地から無許可で持ち出した拳銃で自殺したとみられる問題について、防衛・外務両省と意見交換した。同日夜、市が明らかにした。

 銃携行について、防衛省は4月19日に知り、米軍側に中止を求めたが、今月2日から実施されたため、7、8日と再び要請。9日には外務省が米大使館にメールで要請し、10日に中止が確認された。市は16日に報道で事態を知ったという。

 市役所であった会談で朝長市長は、九州防衛局の広瀬律子局長に「早く情報をほしかった」「米軍と話し、しっかり対応のうえ結論を出して」と注文。銃の無許可持ち出しについては、外務省北米局日米地位協定室の寺尾長・首席事務官に「持ち出された原因を徹底的に検証し、市に伝えてほしい」と求めたという。

 広瀬氏は「再発防止を米軍に要請したい。市との信頼関係を壊さないよう対応したい」。寺尾氏は「米側と緊密に連絡をとり、再発を防ぐよう全力で取り組む」などと答えたという。(原口晋也)