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 岩屋毅防衛相は18日、大分県別府市で開かれた国政報告会で、31日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)の場で韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相と会談する意向を表明した。実現すれば、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題の発生後、初めてとなる。

 シャングリラ・ダイアローグでは、日米韓や日米豪による防衛相会談を行う方向で調整が進んでいる。岩屋氏は「韓国とは防衛的にきちんとつながっていないといけない。元の良好な関係をつくることが日本の安全保障のためになる」と強調。「できれば今年中に中国にも行きたい」とし、訪中にも意欲を示した。

 また、防衛省は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備を目指す山口、秋田両県で地質や電波など4項目の適地調査を進めており、早ければ5月中に地元へ結果を説明する。岩屋氏は「最終的には私が出向いて、しっかり説明させていただきたい」と語った。(山下龍一)