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 アフガニスタン南部ヘルマンド州で16日夜、国際部隊が反政府勢力タリバーンに急襲された警察を援護しようとして誤爆し、多数の警官が巻き添えになって死亡した。地元メディアによると、少なくとも警察官17人が死亡、14人が負傷したという。

 内務省によると、タリバーンの猛攻を受けた警察が駐留米軍などの国際部隊に空爆を要請。国際部隊の空爆が、警官が集まっていた場所に着弾した。国際部隊の報道担当者は取材に「警察は退避済みだと聞いていたが、情報が誤っていた。再発防止に努めたい」とコメントした。

 アフガニスタンでは警察や軍が国際部隊の支援を受けながら、タリバーンの掃討作戦を続けている。ただ、作戦は見通しの悪い夜間が多く、劣勢だと急いで空爆に踏み切ることになるため、誤爆による友軍や市民の犠牲が後を絶たない。

 国連アフガン支援団によると、政府軍・警察と国際部隊の攻撃による民間死者数は今年1~3月に305人と、武装勢力の攻撃より34%多くなっている。(イスラマバード=乗京真知)