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 熊本・阿蘇の草原で住民が続けてきた野焼きが、一部の地区で休止されたままだ。担い手の減少や熊本地震による被災が主な原因だが、草原に隣接する保安林が支障になっているという声もある。

 阿蘇五岳のふもと、熊本県南阿蘇村の原野はこの春、枯れススキが隙間なく立ち、間からササが伸びていた。「野焼きをしていればササまで生えてこないのだが」。3年連続で野焼きを見送った地元、吉田1区の塚本秀昭・前区長(72)と後藤英幸区長(66)は複雑な表情を見せた。

 この地区の野焼きでは例年、急斜面の下からではなく、一番高い所から火を入れる。原野の上に保安林に指定された県有林があり、そこに飛び火しないよう、境界から火をつけていかなければいけないからだ。火を入れる際は、軽トラックで行ける場所からさらに小1時間、道のない場所を歩いて登る。条件は、同時に野焼きをする隣の吉田2、3区、白川区も同じだ。

 だが2016年、野焼きで山を…

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