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 環境省や県の絶滅危惧種に指定されている植物ガンゼキランが、高知市五台山の県立牧野植物園で7日間限定で公開されている。黄色くかわいい花が木漏れ日に輝いている。

 初夏に咲くガンゼキランは、園芸用に乱獲されて全国的に激減。同植物園は7年前に四万十町の農家から株を譲り受け育ててきた。現在は5千株に増えた。

 群落のある急斜面は普段、立ち入りができない。限定公開に向け、同植物園は斜面に階段や木製のデッキを整備し、目の前で楽しめるようにした。

 休日の19日、カメラやスマホを手にした観光客や愛好家が次々と訪れた。「かわいい花」「黄色い色がきれい」と珍しくなった花を見つめていた。藤川和美・植物研究課長は「花は七分咲きです。木陰で咲く黄色いかれんな花を楽しんでください」と話している。公開は24日までで、午前11時から午後3時まで。問い合わせは同植物園(088・882・2601)へ。入園料は一般720円、高校生以下無料。(笠原雅俊)