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 強豪私大が集う関西学生リーグに所属する京都大野球部。まもなく終わる春季リーグ戦では最下位が決まったが、2勝をあげ勝ち点獲得に迫った。秋に最下位脱出をめざすため有望新人を入部させたい。困難な条件にあるなかでのあの手この手の勧誘手法に迫った。

 今年3月、京大野球部に朗報が届いた。「甲子園に出場した投手と、大阪選抜の投手が合格した」。昨春の選抜大会に21世紀枠で出場した膳所(ぜぜ)(滋賀)のエースで、身長190センチの右腕手塚皓己が現役合格。大阪選抜にも選ばれたことがある北野(大阪)のエース左腕牧野斗威(とうい)が1年の浪人を経て受かった。

 京大は、リーグ戦5勝をあげている藤原風太(東海大仰星)が4年生になり、後継の育成が急務だ。新入生獲得の作戦を練る「リクルート班」は、早速2人に接触。手塚と牧野を知る野球部員とともに、練習や試合観戦に誘ったり、食事をしたりしながら魅力を説いた。ただ一筋縄にはいかない。

 他の5大学は推薦などで実績あ…

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