[PR]

 犯罪捜査や行方不明者捜索に一役買う群馬県警の警察犬の訓練会が20日、前橋市内であった。12頭の警察犬がにおいをかぎわけ、草むらの中に隠された遺留品を捜す練習をした。

 警察犬と訓練士はペアで、係員が歩いたルートをたどった。警察犬は遺留品の割り箸や封筒を見つけると「伏せ」で知らせる。

 40年以上のベテラン訓練士須永武博さん(64)が「犬の自主性に任せて」と厳しく訓練士を指導。「今日は暑くて、犬の集中力が続かなかったようだ」と話した。

 県警の警察犬は現在「直轄」の2頭と、民間で飼育・訓練する「嘱託」の23頭がいる。昨年は計330件の出動があった。「行方不明者捜索」が268件で8割以上を占め、うち13件で不明者の発見に貢献した。「犯罪捜査」を目的とした出動は45件だった。(山崎輝史)