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 三反園訓知事は20日、大雨による土砂崩れで、約300人の登山者らが孤立した屋久島町の現地を視察。荒木耕治町長は「一日も早く復旧を」と求めた。

 三反園知事は、県道が寸断された荒川三叉路付近を県消防防災ヘリに搭乗して上空から確認した。その後、車に乗り換えて陸路で土砂崩れが起きた現場を訪れ、土砂や岩、倒木などで何カ所も道がふさがれた状況を見て回った。

 被害を目の当たりにした三反園知事は、現場で報道陣に対し「想像した以上の被害だ。復旧に向けて全力で取り組む」と語った。

 町役場で荒木町長とも会談。「梅雨も近い。一日も早く復旧を」と求められると、三反園知事は「スピード感をもって対応する」と答えた。

 会談後、気象警報時以外はツアーを見合わせるルールがない現状について報道陣から問われた荒木町長は、「この災害を教訓に、天気予報などで(天候悪化が)予測ができるような時は早めに入山を制限するなどの規制が必要かもしれない。ガイドの人らと話し合いたい」と語った。

 町は20日も早朝から、自衛隊や警察などの協力を得て取り残された人がいないか確認作業をしたが、新たな救出者はいなかった。(町田正聡)