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 将棋の羽生善治九段(48)が20日、第67期王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント1回戦で近藤誠也六段(22)に勝ち、公式戦の通算勝ち数を1432勝(590敗)に伸ばし、故大山康晴十五世名人が作った歴代最多記録の1433勝にあと1勝と迫った。

 終局後、羽生九段は「少しずつ近づいているのは知っていたので、今期の一つの目標としてやっている。変わらず次も臨んでいけたら」と話した。

 羽生九段は1985年にプロデビュー。96年には史上初めて将棋界の七タイトル(当時)を独占した。2012年にはタイトルの通算獲得数を81期として大山十五世名人の記録を30年ぶりに塗り替えた。獲得は現在99期に達している。

 通算勝ち数では、15年に1321勝目を挙げ、加藤一二三九段を抜いて歴代2位になっていた。(村上耕司)