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 便秘の人は、便秘でない人よりも欠勤が多く、経済的損失は年間約122万円に相当する――。そんな推計を兵庫医科大学などの研究チームがまとめた。5月にあった、米国消化器病学会で発表した。

 チームは、慢性便秘症患者の労働生産性と生活の質(QOL)について調査。民間の調査会社による日本人約3万人分の健康情報(2017年)をもとに、慢性便秘症と診断された患者(963人)と便秘ではない人(同)の働き方を比較した。

 その結果、慢性便秘症の患者は1週間に占める欠勤率が8・8%で、便秘でない人(3・8%)より2・3倍高かった。出勤しても注意深く仕事ができないなど、健康上の問題が生産性に影響した割合は便秘の人が33・2%で、便秘でない人(19・1%)の1・7倍だった。便秘以外の持病の有無は考慮していないという。

 こうした数値をもとに、日本人の平均賃金に照らして経済的損失を推計。年間約122万円にのぼり、便秘でない人(年間約69万円)の1・8倍に相当した。便秘の症状が重いほど、生産性が落ちることも分かった。

 慢性便秘症は、自然な排便が週…

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