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 国選択無形民俗文化財となった「高森のにわか」や全国のにわかについての講演会がこのほど、熊本県高森町であった。高森をはじめとするにわかの研究に取り組んできた東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェローの松岡薫さん(36)が、各地のにわかの現状や高森のにわかの特徴、その価値について語った。

 講演は、高森のにわかが今年、国選択無形民俗文化財となったことを受け、町文化協会が企画した。松岡さんは筑波大学の大学院生だった10年ほど前からにわかを研究。高森でにわかが演じられる風鎮祭を毎年訪れ、高森のにわかを博士論文にもまとめた。

 松岡さんによると、北部九州では江戸時代後半から各地で盛んににわかが演じられたが、昭和の高度経済成長以降、テレビ・ラジオの普及など娯楽が多様化すると減少。今や伝承される地域はわずかとなり、「高森で続いているにわかの役割は重要。熊本県内の祭り文化を考える上でも貴重な存在」と指摘した。

 また、西日本を中心に今も残る…

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