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 地域の歴史や文化を伝える文化財で構成する文化庁の「日本遺産」に、宮城県涌谷町や気仙沼市、南三陸町など宮城、岩手県の5市町で申請していた「みちのくGOLD浪漫」が20日、認定された。5市町は今後、各地の文化財を結ぶ観光ルートの創設などを検討する。

 構成自治体は、日本で初めて金が産出された涌谷町や、産金地の気仙沼市、南三陸町、岩手県陸前高田市のほか、みちのく産出の金で彩られた中尊寺「金色堂」のある岩手県平泉町。

 日本遺産には今回、申請された72件のうち16件が認定された。点在する文化財をストーリーでつなげて、地域活性化に活用する目的で、これまでに67件が認定されている。

 涌谷町生涯学習課の二瓶雅司主事は「奈良時代に涌谷町で日本で初めて金が産出され、昭和に至るまで1200年を超す産金史が、みちのくにはある。国内外に地域の魅力を発信して、交流人口拡大につなげたい」と話している。(角津栄一)