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 裁判員制度が21日でスタートから10年の節目を迎えた。東京地裁で裁判長を務める丹羽敏彦・部総括判事(50)に、市民との協働がもたらした変化を聞いた。

 裁判員制度は、国民の感覚や視点を反映させるとともに、刑事裁判に対する理解や信頼を向上させる目的で導入されました。私はこれまでに70~80件の裁判員裁判を担当しましたが、多くの事件では円滑に行われていると思います。

 評議では、裁判員に、審理で感じたこと、気になったことを自由に発言してもらい、それを発展させるような形で議論を進めています。発言に積極的な人もいれば、様子見の人もいますが、最終的に裁判員同士でキャッチボールになるのが理想です。

 中には判決を言い渡した後、「…

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