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 裁判員制度が始まって、5月で10年を迎えた。節目を記念して制度の理解を広めようと、秋田地裁(土田昭彦所長)は21日、裁判員の経験者3人を招き、裁判官、検察官、弁護士との意見交換会を開いた。経験者からは裁判に参加した充実感が述べられる一方、制度のPR不足などの課題も指摘された。

 参加した裁判員(補充も含む)経験者は、男鹿市の太田光行さん(68)、秋田市の佐藤弘さん(67)と鈴木鈴夫さん(68)。それぞれ、殺人未遂罪、現住建造物等放火未遂罪、恐喝や強盗致傷などの罪の裁判を担当した。

 裁判員は、法廷では裁判官と同じように冒頭陳述や証人尋問などを聴き、裁判所では判決を決めるための評議で意見を出し合う。3人は「精神的な負担は感じず、裁判の進め方は分かりやすかった」「評議はもっと議論してもよかった」「守秘義務の範囲が分かりづらい」などと感想を述べた。

 この10年間で、秋田地裁で裁…

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