[PR]

 バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む22人が殺害された2016年の飲食店襲撃テロ事件で、実行犯らを過激派に勧誘した疑いのある立命館大元准教授のモハメド・サイフラ・オザキ容疑者がイラクで身柄を拘束されていることが明らかになった。バングラデシュのメディアが情報当局の話として伝えた。

 オザキ容疑者は15年、日本人の妻や子どもとともに行方不明になっていた。日本からブルガリアを経て、シリアに入ったとみられている。東南アジアに潜伏しているとの情報もあった。テロ後に当局が、シリアに人を送り込んだり、過激派に勧誘したりした疑いでオザキ容疑者を手配し、公開捜査していた。

 バングラデシュの新聞報道によると、オザキ容疑者は3月、過激派組織「イスラム国」(IS)の最終拠点だったシリア東部バグズ村で、複数のバングラデシュ人とクルド人対テロ部隊に投降。その後、イラク北部のクルド人自治区スレイマニヤの拘置所に移されて拘束されている。妻や2人の子どもは、シリアでの空爆で死亡したという。(ニューデリー=奈良部健)