[PR]

 日本海中部地震から26日で36年を迎える。秋田県男鹿市の加茂青砂海岸では遠足に訪れていた合川町(現北秋田市)の旧合川南小学校の児童13人が津波の犠牲になった。21日、旧校舎近くの高台にある慰霊碑を地元の児童・生徒ら11人が清掃、献花して犠牲者の冥福を祈った。

 旧合川南小学校では4年生8人と5年生5人が犠牲になった。地震発生から5カ月後に「合川南小学校児童地震津波殉難の碑」が建立された。2012年に閉校後は統合校の合川小学校が慰霊祭を続けてきたが、三十三回忌を節目に清掃と献花に切り替えた。

 30分ほどかけてブラシなどで1年の汚れをきれいに拭き取った。参加者全員で黙とうした後、慰霊碑に献花した。合川小5年の鈴木健生君(11)は「亡くなった先輩方のために気持ちを込めてきれいにしました」と話した。(加賀谷直人)