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 フランスのマクロン大統領が20日に複数の地方紙の共同インタビューに応じた際、大統領府が記事を掲載する前に見せるようメディアに要求していたことが明らかになった。地方紙の一部は反発し、インタビューに加わることを断った。

 仏紙ルモンドなどによると、共同インタビューは欧州議会選を前に約50の地方紙によって行われ、マクロン氏は「欧州議会選後に、今後5年間の欧州の戦略を定める協定を作りたい」などと語った。

 だが、北部の地方紙「ラボワデュノール」など2紙は、インタビューに加わることを見送った。同紙(電子版)は翌日、「マクロン氏のインタビュー記事は、私たちの紙面にも、ウェブサイトにも載りません」と読者に説明。理由として、インタビューに参加した記者は共同で1本の原稿を書き、それを大統領府が配信前に読むことになっていたことを挙げた。欧州議会選の5日前に大統領のインタビューを載せることは、選挙報道上の公平さを欠くことにもなるとも指摘した。

 同紙のジャンキエレビクス編集…

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