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 北京の春は短い。心地良い気候のうちに自然の中で過ごそうと、5歳の娘をアスレチックに誘った。私自身、丸太やロープを使ったアスレチックが楽しかった幼少時の記憶がある。きっと喜ぶだろうと考えた。

 ノリノリで出かけた娘だったが、安全具を着けて高さ2メートルのスタート台に立つと「何これ!」と泣き出してしまった。私は肝心のアスレチックの説明をし忘れていた。悪いことをしたと感じ、若い男性係員に「下ろしてあげて」と頼んだ。

 ところが、娘に近づいた係員は「ここの丸太に足を置いて」と前へ進ませようとする。無理だよと伝えると、「落下防止のワイヤは50メートル先のゴールでしか外せない」と言う。よく見ると、あちこちで子供が悲鳴を上げているが、座り込もうが後ろがつかえようが、途中リタイアはできない。

 さんざん泣いた娘もあきらめて…

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