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 走行中の車に極端に近づく「あおり運転」をした場合などに適用される道路交通法違反の「車間距離保持義務違反」で、全国の警察が昨年1年間に摘発した交通違反が1万3025件に上り、前年の1・8倍となった。警察庁のまとめでわかった。

 2017年6月、神奈川県の東名高速でワゴン車があおり運転をされた末に停車させられ、後続の大型トラックによる追突事故で夫婦2人が死亡、2人の子が負傷した事故で、あおり運転が社会問題化した。警察庁は昨年1月、全国の警察に摘発強化を指示。道交法にあおり運転そのものを摘発する規定はなく、車間距離保持義務違反が適用されることが多いが、警察庁は罰則の重い刑法なども適用するよう求めている。

 13年にも1万3千件を超えていたがその後減り続け、昨年は一気に増えた。昨年1年間の車間距離保持義務違反容疑での摘発のうち、1万1793件(91%)は高速道路上だった。パトカーや白バイに加え、ヘリコプターなども使って摘発した例もあるという。

 極端な幅寄せや不要な急ブレーキといった危険な行為で運転手に強い恐怖を感じさせたり死傷させたりした悪質なケースで、ドライブレコーダーの映像などで客観証拠を収集できた場合は刑法なども適用した。

 罪種別では自動車運転死傷処罰…

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