「床みどり」新緑鮮やか京都・閑院宮邸跡 曇天が狙い目

佐藤慈子
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 京都御苑内にある、閑院宮(かんいんのみや)邸跡(京都市上京区)で、床に新緑が映りこむ「床みどり」が、訪れる人の目を楽しませている。

 ふだんは観光客で混み合う場所ではないが、入場無料で自由に撮影できるためSNSなどで広まり、知られるようになってきた。南側に面しているため、太陽の光が差し込まない午前中の曇天の時が、美しく見えるという。新緑が美しい6月末ごろまで楽しめる。

 閑院宮家は4親王家のひとつ。御苑内に唯一ある復元された公家屋敷で、京都御苑の歴史や自然について展示されている。

 午前9時~午後4時半(入館は4時まで)、月曜と年末年始のみ閉館。問い合わせは京都御苑事務所(075・211・6348)。(佐藤慈子)

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