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 小惑星探査機「はやぶさ2」が、2回目の着陸に向けた準備中に緊急上昇するトラブルがあり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、原因は高度計のセンサーが実際と異なる高度を誤検知したことだったと発表した。機体は正常で対策も済ませたといい、6月下旬以降としていた人工クレーター付近への着陸時期に変更はないとした。

 はやぶさ2は今月16日、着陸の目印にするターゲットマーカーを投下しようと小惑星「リュウグウ」に降下していたところ、高度50メートル付近で異常を検知して緊急上昇した。レーザーの反射で地表との距離を測っていたが、地表に近づいた際に受信感度の切り替えがうまくいかなかったという。

 ただ、今回の降下でクレーター付近の詳細な撮影はできたといい、津田雄一プロジェクトマネージャは「着陸に遅れは生じない」と語った。(石倉徹也)

【動画】はやぶさ2のミッション・人工クレーター作成はどのように?