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 21日で開始から10年が経った裁判員裁判により、新潟地裁では102人の被告に判決が出された。この間、関わった裁判員は計597人。取材に応じた経験者の話からは、うかがい知ることが難しい制度の内実が見えてきた。

 「なかなかできる経験じゃないので、やってみようと思って」。新潟市内の女性会社員(27)は2015年に強姦致死事件の裁判員を務めた。被告が法廷に現れた時、「顔を覚えられてしまわないか」「恨みを買うのでは」と恐怖を覚えた。被害者の遺体写真も見た。直後、食欲がなくなったり、涙が突然あふれたりすることがあったという。

 審理は、新潟地裁であった裁判員裁判としては最長の63日間に及んだ。週に3~4日は公判があり、出社できたのは週に1日程度だったが、社内に前例がない中で勤務先が「特別休暇」を認めたため、勤務に支障なく裁判に参加できたという。ただ、同じ裁判員の中には、有給休暇を充てたり、休日出勤で仕事を埋め合わせたりしていた人もおり、女性は「休みが取れる環境は必須」と改善の必要性を訴えた。

 約2カ月間を共にした計6人の…

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