大久保直樹
京都府綾部市のJR綾部駅から南へ歩いていくと、昔ながらの町家が通りに軒を連ねている。綾部藩の城下町、近代製糸産業の街として栄えた往時の熱気をほうふつとさせる。
由良川に近い大本通りの一角では、漢方薬を収めるたんすや薬草が並べられたショーウィンドーが目をひく。明治42(1909)年創業の赤尾漢方薬局だ。店内は重厚なはりがむき出しで、はかりなど漢方薬の道具を展示。薬草の調合もガラス越しに見学できる。
同店会長の赤尾明俊(はるとし)さん(69)は「昔ながらの漢方薬局に若い人は入りにくい。ブティックのようにおしゃれで気軽に立ち寄れる店をめざした」と語る。
赤尾さんが子どものころ、通り…
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