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 静岡県南伊豆町子浦。過疎が進む小さな集落にある小さな美術館「子浦五十鈴川(いすずがわ)美術館」が25日、最後の展覧会から10年余りの時を経て再開館した。子浦生まれの孤高の日本画家、故矢谷長治(ちょうじ)さんが自宅兼アトリエ・作品展示場として1998年に建てた。死去から5年。ようやく整理がつき、妻千景さん(62)が再開を決意した。

 造ったのは「美術作品を見る機会の少ない地元の子どもたちに見せたい」との思いからだったという。長治さんは、小学校時代の担任に絵を褒められたことがきっかけで画家になった。子ども時代の経験の大切さを、人一倍感じていたのだろう。

 展覧会をぼつぼつと開き始めた直後の2002年、脳梗塞(こうそく)で倒れ、右手がマヒした。懸命のリハビリで再び絵を描けるようになったが、「だんだん介護が大変になり、展覧会は間遠くなっていった」と千景さんは話す。

 故人の遺志を継ごうと少しずつ…

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