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 単身赴任をきっかけに、飲食費をクレジットカードで払う機会が増えました。しかしつい使いすぎ、妻からは大目玉。現金払いに戻したところ、明らかに支出が減りました。日本は海外に比べ、「現金主義」が強いと言われます。政府は10月の消費増税をきっかけに、キャッシュレス化を進めようとしています。でもやっぱり、お金のありがたみを実感できる現金の方がよくないですか。消費者行動論が専門の名城大学の中川宏道准教授に話を聞きました。

現金だと大きい「支払いの痛み」

 なかなか手に入らないバスケットボールの試合のチケットが、ネットオークションに出た。クレジットカード払いの人は、現金払いの人に比べ、平均約2倍高い価格で入札していた――。マサチューセッツ工科大のプレレク教授とシメスター教授によるこんな研究があります。

 なぜ、こうした結果になるのでしょう。クレジットカードで支払った金額が銀行口座から引き落とされるのは通常1カ月以上先で支払いの実感は薄く、『支払いの痛み』を感じにくいからです。クレジットカード払いは現金よりも買う量や額が増えることが、多くの研究で明らかになっています。また、衝動買いが多くなる傾向もあります。

 現金払いは、財布を取り出し、…

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