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 太平洋に浮かぶ日本最東端・南鳥島の砂浜で4月、ガラス瓶に入った手紙が見つかった。手紙はスペイン語でつづられており、10年余りかけて海を渡ってきたとみられている。いったい誰が、どんな思いでつづったのか。手紙の発見者や専門家に話を聞いた。

 手紙を見つけたのは、港湾整備のため島に駐在している国土交通省職員の40代の男性。電話で話を聞くと「小さな島に手紙が流れ着いたのは奇跡みたいなもの。手紙の主に届いたことを伝えられたら素敵ですね」と話した。

 男性は4月27日、海岸線に変化がないか見回りをしている途中、砂浜の波打ち際に緑色のガラス瓶が埋まっているのに気がついた。瓶は高さ20センチ、直径10センチほど。拾い上げてみると、中に手紙が入っていた。フジツボがくっついたキャップは固くて開けられず、石を使ってビンを割った。中身は、A4サイズの便箋(びんせん)1枚だった。

 スペイン語で書かれた文章には、2009年に向けて「私」が望むこととして、箇条書きで14の願い事が記されていた。「無限の経済的な豊かさ」から始まり、「仕事の成功」「調和」「ビーチにある家」「心の平穏」「子どもたちとの健やかな関係」などと続く。

 送り主とみられる末尾の署名はPoly(ポリー)。日付は2008年12月31日だった。

 男性は「手紙に書かれている願い事がかなっているといいですね」と話した。

 そもそも手紙はどこから来たのか。

 海流に詳しい海洋研究開発機構…

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