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 5千人以上の死者・行方不明者を出した伊勢湾台風から60年を機に、災害に向き合う当時の人々の様子を描いたミュージカルが今夏から、愛知県内で上演される。手がけるのは、大きな被害が出た愛知県弥富市出身の劇作家やとみまたはちさん(53)。「演劇を通して自助の防災意識を高めたい」と意気込んでいる。

 企画しているのは、劇団アルクシアター(名古屋市)を主宰するやとみさんや有志らが集まってつくる実行委員会。「伊勢湾台風STORY『空が落ちてきた日』」は、愛知県内を舞台に、台風の恐ろしい被害に遭いながらも、それを乗り越えていこうとする建設作業員や学校の先生ら、人々の力強さを描く。

 作品は10年前にやとみさんが作り、名古屋市や愛知県半田市などで上演されたミュージカルだ。358人の死者・行方不明者が出た弥富市で生まれ育ったやとみさんは、学校で当時の記録映像を見たり、水につかったときの水深を記した標識が身近にあったりするなど、子どものころから伊勢湾台風の恐ろしさを感じてきたという。

 被災から50年の年に「伊勢湾台風のことを表現できる作家は自分しかいない」と一念発起。当時を知る人たちに取材して作品をつくり上げた。今回、暦がひと回りする60年という節目を機に「東海地域に防災に対する強い意識を持ってほしい」と再び上演することにした。

 10年前の作品を踏襲しつつ、…

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