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 日本人の名前をローマ字で書く際は姓→名で――。文化庁が官公庁や報道機関などに通知を出して呼びかけることになり、是非をめぐって議論が再燃している。そもそもなぜ、ローマ字での名前表記は名→姓が一般的なのか。

 「SHIBAYAMA,Masahiko」

 21日午後、文部科学省のホームページで、大臣の柴山昌彦氏の英語表記が姓→名順に修正された。柴山氏はこの日朝の記者会見で、文化庁に通知を出すよう指示したことを明らかにした際、自身の名刺のローマ字表記が「名→姓」だとして改める旨を述べていた。

 文化庁は、諮問機関の答申を受けて2000年にも同様の通知を出している。なぜいま、再びなのか。

 英語で名乗るときも姓→名にすべきだというのは河野太郎外相の持論だ。国際舞台において、中国の習近平(シーチンピン)国家主席や韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領などは英語でも姓→名で、必ずしも欧米式に合わせるのが一般的ではないという。4月の参院外交防衛委員会で河野氏は「(ローマ字で姓・名の順に表記した)名刺を作って頑張っているが、1人だけでやっていても意味がない」と答弁。2020年東京五輪・パラリンピックに向け政府内で検討を進め、民間にも呼びかける考えを示した。

 さらに翌週の衆院総務委員会では、NHK専務理事に対し自民議員が、五輪報道時の日本人選手らの呼び方について質問。東京五輪を機に「そろそろ根本的に考え直した方がよい」と指摘する場面もあった。

 日本でどのように名→姓が浸透していったのか。

 文化庁の担当者は「明治時代の…

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