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 国の指定鳥獣保護区で石川県輪島市沖にある七ツ島大島に生息する外来種のアナウサギについて、環境省中部地方環境事務所は、約30年にわたる駆除の結果、根絶に成功したと発表した。根絶は国内で初めてで、アナウサギによる被害を受けてきた鳥類や植生など島の自然も回復してきているという。

 ウサギの生態に詳しい森林総合研究所非常勤研究員の山田文雄さん(66)によると、アナウサギはスペイン・イベリア半島原産で、家畜化されたものをカイウサギやイエウサギと呼ぶ。国内では2016年現在、12の島でアナウサギが野生化しているのが確認された。毛皮利用や食用などとして持ち込まれたとみられる。

 環境省によると、七ツ島最大の大島は無人島で面積12・6ヘクタール。渡り鳥のオオミズナギドリなど希少な鳥類の集団繁殖地となっていた。ところが1984年にアナウサギのつがい2組が島に持ち込まれ、ピーク時の2013年には300匹以上が生息していたと推定されている。アナウサギは、地面に穴を掘って巣をつくるオオミズナギドリの巣穴を占拠。また食害でノアザミなどの植生が破壊されて裸地化が進み、鳥類の生息環境も悪化した。

 環境省などは1990年から駆…

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