終局後ぼうぜんとした豊島新名人 大きかった「第3局」

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聞き手・村瀬信也
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 第77期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)は、挑戦者の豊島将之二冠が佐藤天彦名人を4勝0敗で破り、初の名人位獲得を果たした。これで王位・棋聖とあわせて三冠になった。新名人の充実ぶりが目立ったシリーズを、豊島本人に振り返ってもらった。

 ――後手番になった第1局は角換わりになり、千日手が成立しました。

 先手の仕掛けに対し、(悪い形とされる)壁銀になる手を指しましたが、先手の手が難しいかなと。事前の研究では千日手かな、と思っていましたが、実際になったのは意外でした。

 ――千日手の成立が午後3時を過ぎていたため、規定により、翌日の指し直しになりました。

 規定をしっかり読めていなか…

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