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 陸上自衛隊の輸送機オスプレイの陸自木更津駐屯地(千葉県木更津市)への暫定配備方針について、原田憲治防衛副大臣が24日、同市役所を訪れ、渡辺芳邦市長に今年度末から配備したい意向を伝えた。地元には恒久配備への懸念があり、渡辺氏は回答を保留した。

 同駐屯地は現在も米軍オスプレイの整備拠点となっている。原田氏は「国内の暫定配備先が必要だ」と協力を求めた。渡辺氏は「市民の意見を聴きながら検討したい」と述べるにとどめた。防衛省は、2021年度までにオスプレイ17機を納入予定。原田氏は面談後、記者団に、最大で17機すべてを暫定配備する可能性があるとの認識を示した。

 岩屋毅防衛相は24日の閣議後会見で「暫定配備期間について確定的には申し上げられないが、短く済むよう努力したい」と述べた。

 防衛省は南西地域防衛のため、配備先には佐賀空港を想定しているが、佐賀県と地元漁協との公害防止協定の見直しや、施設整備に数年はかかる見通し。納入済みの5機は現在米国に留め置かれている。米側との取り決めでその期限は来年5月に迫っている。