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 大津市の県道交差点で、乗用車と軽乗用車が衝突し、軽乗用車が保育園児らの列に突っ込んで園児ら計16人が死傷した事故で、滋賀県警大津署は24日、軽乗用車を運転していた女性(62)=大津市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで書類送検し、発表した。

 署によると、女性は8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の県道交差点を軽乗用車で直進中、対向車線を右折しようとした乗用車と衝突。はずみで歩道で信号待ちをしていた保育園児らの列に軽乗用車を突っ込ませ、園児2人を死亡させ、園児ら14人に重軽傷を負わせた疑いがある。署は、対向車線の右折車への注意義務を怠り、安全な速度に減速しないまま漫然と直進した過失があると説明した。

 女性は8日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕されたが、同日夜に釈放されていた。県警の調べに対し、「相手の車が止まってくれると思った」「誠に申し訳ない思いです」などと話しているという。

 大津地検は17日、右折しようとした乗用車を運転していた新立(しんたて)文子被告(52)=大津市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で起訴している。(安藤仙一朗)