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 アジアで初めて同性婚を法制化した台湾で24日、結婚手続きの受け付けが始まった。各地の役所に同性カップルが次々と訪れ、署名済みの婚姻届を提出した。台湾全土で同日、計526組に達したという。

 台北市内の信義区役所の窓口には、スーツやドレスで着飾ったカップルが午前8時半の受け付け開始とともにやって来た。この日は快晴。女性カップルのひとり、簡莉穎さん(31)は「こんなに光り輝く日はなかった」と喜んだ。12年間、交際した相手と結婚した男性(31)は「法制化までは大変な道のりだったが、多くの人々に認められて結婚できることを誇りに思う」と語った。

 台湾では、同性婚を届け出て台北市に拒否された男性が2015年、司法院に憲法判断を請求。憲法裁判所にあたる大法官会議は17年5月、憲法が定める「婚姻の自由」や「平等権」を根拠に「受け付けないのは違憲」と判断し、2年以内の法整備を求めていた。(台北=西本秀