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 地球温暖化に危機感を募らせる若者たちが、各国のリーダーに対策を迫る世界一斉行動が24日あり、日本でも東京や京都などで、温暖化防止を訴えた。

 スウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさん(16)が始めた「学校ストライキ」が、SNSを通じて世界の若者に広がった。世界一斉行動は3月15日に続いて2回目で、今回は約120カ国で抗議活動が予定された。

 今年初めて「真夏日」となった東京では、午後4時すぎから200人以上が、「気候危機は現実だ」「プラスチックをやめよう」などと書かれたプラカードを掲げ、「気候正義を求める」などとシュプレヒコールをしながら霞が関の官庁街を行進した。「気候正義」とは、先進国やこれまでの世代が出した温室効果ガスによって途上国や次世代が被害を受ける不公平をただすキーワードだ。

 都立国際高校の女子高校生3人は、温暖化は「人ごとじゃない」と思って参加したという。「温暖化についてもっと詳しく調べてみようと思った」。今春、東京のインターナショナルスクールを卒業したというインド人のシャルマリ・ガドギルさん(17)は「5月に東京がこんなに暑かったらやばいです。すぐに行動をしないと間に合わない」と危機感を口にしていた。(石井徹