松本行弘
三重県鈴鹿市で生まれ育った陸上男子走り高跳びの衛藤昂(たかし)(28)が昨秋、練習の拠点を東京に移した。ハチマキをし、試技前にポーズも取るようになった。集大成の2020年東京五輪へ、クールな「理論派」の16年リオデジャネイロ五輪代表が変わろうとしている。
自己記録タイの2メートル30で優勝し、世界選手権の参加標準記録に達した5月3日の静岡国際。東京五輪参加標準の2メートル33はクリアできなかったが、「あの跳躍の再現性を高めていけば、いける」と手応えを口にした。
今年、跳ぶ前に右腕を横に振り、次に縦に下ろす動きを入れた。「スタート地点はいろいろと考えてしまう。雑念を振り払い集中するように」と考えた。
昨夏のアジア大会からはハチマキをする。見た目の格好良さを求めたという。長さ120センチ、幅5センチで、端は斜めにカット。こだわりの白い生地。「高専を出ていますし、もの作りは好きかもしれない」。鈴鹿工業高専時代から通うスポーツ店の特注だ。
スポーツシューズ作りへの興味…
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