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 岩沼市の被災集落跡地に築かれた「千年希望の丘」で25日、植樹祭があった。強い日差しの中、学生や会社員ら約1300人が、タブノキやシラカシなど36種類約1万本の苗木を植えた。沿岸部で植林活動を続ける一般社団法人「森の防潮堤協会」(仙台市)が主催した。

 参加者は「根っこの下に空気の層を作って」などと助言を受け、踏ん張りながらひざ丈ぐらいの苗木を等間隔で植えた。水分をためられるよう稲わらを敷き、たっぷりの水をまいていた。東北福祉大アイスホッケー部4年の瀬野尾尚大さん(21)は入学時から毎年参加。「周辺の緑が以前より増えた印象がある。少しでも復興の力になれたらいい」と額の汗をぬぐった。

 丘は震災がれきなどを使って築造されてきた。木々は15~20年ほどで立派な森になるという。会場では、希望の丘で収穫したハマナスを使ったソーダ水も配られた。(志村英司)