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 さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)で昨年10月、患者7人の手術で滅菌していない器具を使い、うち1人が感染症にかかり緊急手術を受けていたことが市保健所などへの取材でわかった。病院はミスを認めて謝罪し、一部の人に補償金などを支払ったという。

 市保健所などによると、昨年10月26日、手術時に切り開いた皮膚を広げておくために使う「ゲルピー開創器」など計16点を入れていた滅菌器の運転記録がないことが判明。同日、これらの器具を使い、40~80代の男女7人の手術を行っていた。前日夜に作動スイッチを入れ忘れていたという。

 厚生労働省は2014年、「医療機器を安全に管理し、適切な洗浄、消毒または滅菌を行う」との院内感染対策に関する通知を出している。同病院でも、手術前に洗浄して乾燥させ、高圧蒸気滅菌器にかけることになっていたという。

 同病院は患者らに謝罪し、定期的に血液検査することなどを説明。市保健所には、高圧蒸気滅菌器の業務マニュアル作成などの再発防止策を報告した。

 7人のうち右鎖骨を骨折し手術…

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