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 立憲民主党の枝野幸男代表は26日、夏の参院選に向けた全国遊説を始めた。甲府市での街頭演説で「近代以降、元号が変わると約半年で総理大臣も代わっている。その歴史と伝統をしっかりと守っていきたい」と述べ、安倍政権の退陣を目指す考えを強調した。

 枝野氏は参院選について「全国32ある1人区でどれくらい自民党を倒せるかが参院選を大きく左右する」と改選数1の「1人区」に力を注ぐ考えを強調。6月末にかけての週末、参院選で立憲の公認候補を擁立する選挙区などを訪れ、てこ入れを図る日程を固めている。

 「昭和の時代の成功体験に基づいた(自民党の)政治でいいのか。それとも、一人一人の暮らしを豊かにして経済を回していく高齢化・人口減少社会にふさわしい社会をつくっていくのか。このことを明確に掲げて論戦を挑めば有権者の理解を得られると思う」と記者団に語った。

 明治から大正になった際の西園寺公望首相は改元の約5カ月後、昭和改元時の若槻礼次郎首相は約4カ月後、平成改元時の竹下登首相は約5カ月後に退陣している。(中崎太郎)