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 一息つきたいとき、あなたは何を飲みますか? 自分ならばホットコーヒー。眠気覚ましに一日に何杯も、がぶがぶと飲む。今年4月にロンドンに赴任したら、紅茶党に変わると思っていた。「英国=紅茶」のイメージが強かったからだ。ところが、実際に市内を歩いてみると、街中で見かけるのはコーヒーショップが圧倒的に多い。英国の紅茶文化はどうなったのか。コーヒーとの関係は。答えを求めて人気店を訪ねた。

 5月下旬、地下鉄チャンセリー・レーン駅で降り、向かったのはレザー・レーンという通りにある「Prufrock(プルフロック)」。2011年にコーヒー好きのオーナーたちによって立ち上げられたカフェだ。ロンドンで当時珍しかったという豆の産地や品質にこだわる「スペシャリティーコーヒー」をいち早く出したことでも知られる。

 店内に入ると、笑顔のエウェリナさんが出迎えてくれた。早速「目が覚めるような濃いコーヒー」をお願いした。選んでくれたのは、ケニア産の豆をひいたコーヒーで、1杯5・5ポンド(約760円)。少しフルーティーな香りで味は濃厚だ。疲れた頭をシャキッとさせてくれる一方で、胃にくるような重たさはない。

 うまさの理由は仕入れへのこだわりだという。たとえばグアテマラ産。現地の農家とスカイプで入念に打ち合わせてから豆を買っている。「豆を見ただけでパッと農家の顔が浮かぶんですよ」と笑う。

 約25年前までは、ロンドンにコーヒーショップは少なかったという。それが今や、楽しみは「飲む」だけにとどまらない。この店では、コーヒーのテイスティングや、いれ方についての講習も実施している。コーヒー文化を広め、楽しんでもらう一環で始めた。

 店内の階段を下りると、地下に…

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