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 オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害を減らそうと27日、県と県警が主催し、関係機関を集めた対策協議会を和歌山市内で開いた。金融機関やコンビニ事業者ら8業種30機関が参加した。

 県警によると、今年4月末時点の特殊詐欺の被害は10件と、昨年同時期の22件に比べて約半分になった。被害額も約1800万円と、昨年同時期の約7800万円から大幅減。だが、今年2月には和歌山市内の60代女性が電子マネーを使った詐欺に遭い、約820万円をだまし取られるなど、引き続き警戒する必要があるという。

 県警の檜垣重臣本部長は会の冒頭「手口はますます悪質、巧妙化している」とあいさつし、各機関に協力を呼びかけた。県警生活安全企画課によると、今後高齢世帯を中心に、被害に遭う可能性の高い約500世帯に自動で電話の通話を録音できる機械を貸し出す方針。さらに被害の減少を狙うという。(藤野隆晃)