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 シンガポールのリー・シェンロン首相のおいで、「建国の父」故リー・クアンユー氏の孫にあたる男性が、同性婚を合法とする南アフリカで同性の恋人と結婚した。同性愛には寛容ではないシンガポールで、話題を呼んでいる。

 性的少数者(LGBTなど)を支援するシンガポールの地元団体を通じ、本人が公表した。

 男性はリー・シェンロン氏の弟シェンヤン氏の息子のリー・フアンウー氏。

 フアンウー氏は25日、LGBT支援団体「ピンクドット・シンガポール」を通じ、相手の男性との仲むつまじい写真とともに結婚を発表。「今日のような出来事が起きるとは想像もつかなかった。このような機会を友人や家族と共有できるのを喜んでいる」とコメントした。

 シンガポールでは法的に同性婚を認めていないほか、男性同士の性行為には2年以下の禁錮刑が科せられるなど、法的にも社会的にも同性愛には保守的だ。

 フアンウー氏の父シェンヤン氏は野党と近く、シェンロン首相と対立している。香港メディアに「父(リー・クアンユー氏)はとても喜んだだろうと思う」とコメントし、息子の結婚に理解を示した。(シンガポール=守真弓)