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 茨城県取手市は、市立小中学校のいじめの認知件数が2018年度は2080件にのぼり、17年度の約16倍に急増したと明らかにした。伊藤哲(さとし)市教育長は27日の会見で、「隠れたいじめがあるかもしれない。危機感をもって接していきたい」と話した。

 市教委が24日の市議会臨時会で報告した。16年度は107件、17年度は132件。急増した理由について森田哲夫・教育参事は「いじめ防止対策推進法ができて以降、丁寧にみとった結果だ。小さなからかいやいじわる、持っているものを隠すなども多数あり、数が増えた」と説明した。

 市内では15年11月、市立中学3年の女子生徒がいじめにより自殺。市は昨春、いじめ防止に向け早期発見などをめざした条例を施行し、認知を積極的に増やす取り組みを進めていた。