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 昨年7月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市の中学校2校にグランドピアノなど楽器を贈る取り組みが始まった。東京都内の男性のSNSでの呼びかけに国内外のクラシック音楽愛好家らが賛同。楽器メーカーなどの協力も受けて今春の卒業式にピアノ1台を間に合わせた。残りの楽器も早く贈ろう、とクラウドファンディング(CF)での寄付集めを展開中だ。

 「災害時はいつも楽器は後回し。我々で楽器を贈れないか」。フェイスブックの音楽愛好家のコミュニティー「クラシックを聴こう!」(会員数約1万8千人)で被災直後に支援を訴えたのは古瀬幸広さん(58)=目黒区。同コミュニティーの主宰者でもある。

 古瀬さんは東日本大震災後に宮城県内の被災した小学校にピアノを贈る活動に携わり、「災害時は衣食住が優先で自治体も楽器整備を考える余裕もない」と気づいた。「音楽に触れる機会が失われれば将来の名演奏家も生まれなくなる」

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